ヴェルサイユはパリから南西約20kmにある町。ユネスコ世界遺産にも登録され,世界中の観光客から最も人気のある観光スポット。サイトは大きく分けて3つ。ヴェルサイユ宮殿,グラン・トリアノンとプティ・トリアノン。また,100ヘクタールもの広大な庭園も見ごたえ満点。全て見て回るとかなりの距離を歩くことになるので、歩きやすい靴は必須。
ヴェルサイユ宮殿
正面入口入って左側のチケット売り場で入場券を購入,案内板に従って見学する。見所には仏語と英語のボード,ところどころに各国語(日本語含む)の解説ボードが用意されているのでよほど詳しく知る必要がなければ、ガイドなしでも満喫できる。王の政務室,王・王妃の寝室,そして鏡の間や各部屋のインテリアや絵画も素晴らしい。
グラン・トリアノン
ルイ14世がこよなく愛したという、バラ色の大理石を使ったイタリア様式の宮殿。外観,庭園は美しいが、中は特筆すべき点なし。
マリー・アントワネットの離宮(プティ・トリアノンは現在非公開)
もとはルイ15世とポンパドール夫人の離宮。後にマリー・アントワネットお気に入りの別邸となり,イギリス風庭園や小さな農村を作らせた。小さな農家や畑,牧場などもあり正にプチ田舎を再現していて,興味深い。
開館時間
ヴェルサイユ宮殿:毎週月曜休館。チケット購入は9H-15H。
グラン・トリアノン:12H-18H30。
マリー・アントワネットの離宮:毎日開館。入館は12H-17H30。
料金
公開されているコース全てが見られる優待パスポート:20ユーロ(週末・祝日は25ユーロ.18歳以下は無料)。日本語の解説が聞けるオーディオガイド付。
ヴェルサイユ宮殿のみ:13.50ユーロ
グラン・トリアノンとマリー・アントワネットの離宮:5ユーロ
庭園:無料
宮殿のチケット売り場はかなり混雑するが、事前にヴェルサイユ宮殿公式サイト(日本語あり!)で購入することもできる。公式サイトURL(日本語)http://www.chateauversailles.fr/jp/