フランスは地方によって様々なバリエーションがあります。多くのレストラン・ビストロの看板には扱う料理(地方)が書いてあるので参考にしましょう。
プロヴァンス(Provence)
地中海で獲れた新鮮な魚介類とオリーヴオイルを使った料理。ブイヤベース、魚のスープ、ラタトゥイユなど。
ブルゴーニュ(Bourgogne)
宮廷料理の原型になったといわれるフランス南東部の料理。エスカルゴ、コッコ・ヴァン(若鶏の赤ワイン煮込み)など。
ボルドー(Bordeaux)
フォアグラ、リエト、コンフィなど鴨料理がメイン。油を使わず主に鴨の脂で調理する。
ラングドック(Langdoc)
豚または鴨と白インゲンを煮込んだカスレが代表的。
ブルターニュ、ノルマンディー(Bretagne, Normandie)
そば粉を使ったクレープ、ガレットの他ムール貝などの魚介類。この地方の料理は油の代わりに有塩バターを使う。
アルザス(Alsace)
ドイツと国境を接するこの地域はジャガイモとソーセージを使った料理が多い。代表的なのはシュークルート。